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2005年8月26日 (金)

香木と油紙

 世の中にはいなくなってみて、初めてそのありがたさが分かることがある。 

 近くにいすぎて、支えられていたのに気づかなくて、去ってしまった今になってその価値を身にしみて感じている。

 僕は君がいたあの部屋の空気が好きだった。

 ただ居心地が良かった。

 今はただ、

 

 暑い!

 という事で、クーラーがお亡くなりになりました。
 部屋には2台のPCがあるのですが、それらが発する熱と、外気の温度とがミックスされて、とにかく暑い!早めの復活が望まれます。

 こんにちは、フレーマーです。
 フレーマーとは額装する人のことです。
 額装と聞けば、一般的には絵画や賞状を思い浮かべるでしょうけど、基本的には何でも額装できます。ナマモノでも腐るまでならOKですので、後の処理は個々で対応してください。
 そんな訳ですから、依頼を受ける中にも傍目からは意味不明なものがあったりします。

pic01これは香木と油紙です。
正確には香木の残りと油を拭いた紙です。
香木は分かるとしても、油を拭いた紙って?
依頼を頂いた方も、面白そうだからということでした。
まあ、確かに。
OK!やっちゃる!ということで、素材をあれやこれやいじくりながら、どういう風に額装するか考えました。

結果、香木は立体感を生かして重ねる。油紙は何となく光に透かしたらきれいだったので、それを生かすと決めました。

pic03
まず、香木の立体感はアクリルを2枚使って重ねることで、空間に浮いているようにしました。
ついでに、せっかくの香木なのに香りが楽しめないのはもったいないということで、一番手前の香木に関してはアクリルの外側に固定してあります。

pic02

と、ここまでやると厚さがかなりものになってしまったため、額縁の厚さもアップ。ついでに周りが少しさびしく感じたので、額も二重にしました(スタックフレームといいます)。
通常ですと、額の裏側には板が入りますが、今回は、油紙に光を入れるため、アクリルに変えます。

一応これで完成ですが、今回は額というよりは、窓際に置くものになってしまいました。ご依頼人には気に入っていただけたようなので結果オーライということで。



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