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2006年9月

2006年9月14日 (木)

ハイムさん宅の床の間in御殿場

P9048711_4 で、ハイムさん宅の玄関を入ってすぐの左側は和室になっていて、その部屋の床の間に黒いバラの額装品があった。
最近では床の間のない家が増えてきていて、特に掛軸をかける場所がなくなってきている。
確かにうちでも掛軸が以前ほどでなくなった。
そんなこともあってか、業界のほうでも洋室にも飾れるようなデザインで表装した掛軸を提案してきたり、時代に合わせるような動きが出てきている。
P9048712_1 今回のこの額装はそんな数少なくなった床の間に合わせたもの。
コンセプトとして30代の若い夫婦の家ということからインテリアコーディネーターさんが選んだもので仕上げた。
この額装、周りと関係なく単品で見ると、だいぶ洋風の雰囲気だけど、実際に床の間に飾ってあるのを見てみるとしっかりはまっている気がする。
こういうのを見ると和風と洋風の境界線が曖昧なものに感じてきて面白い。

P8120033 中に入っている作品は”B.J.Zhang”という中国人作家の「Love Speaks」というタイトルの作品のポスター。
モノトーンの中に黒く描かれた花(たぶんバラ)が力強く感じる。
この作家さん、中国国立美術館にも作品が所蔵されていて、1996年のアトランタオリンピックのための作品も製作しているかなりの実力派…らしい…不勉強でした…。
で、額だけど、普通に洋間に飾るのであれば作品のモノトーンに合わせて黒や白、または幅広のシルバーのものを使えば格好良く収まるなと考えていたら、インテリアコーディネーターの方が選ばれたのは違った。

P9070019 C-10078 イエロー

イタリア製で、ちょっと変わったデザインの額。
イエローベースに薄いグリーンの模様が入っていて、額の内側は茶褐色の色に変化している。
どうみても洋風の額。
でも実際に飾ってあるのを見ると、床の間の塗り壁と妙にマッチしていて、赤みのあるのライトの影響もあって質感まで似て見えた。

P9048714 マット紙は少しドンス地っぽい黒のマットを使用。
奥行きを出すために黒のスエードでベベルアクセントという素材を作ってマットの裏側に取り付けて作品を3.2mm奥にした。
たったこれだけの工夫でも額装品としてみた時に高級感が増す。

ご要望があったので、表面にアクリルやガラスは入れていない。

P9070020 個人的には和のものを額装する時にはシンプルさを重要視している。
ただ今回のようにうるさいとまではいえないまでも色や模様が入った額も、飾る場所と光の加減によっては充分生きてくるというのを再認識させられた。

P9048710s 今回額装をさせてもらったセキスイハイム沼津支店さんのブログです。

『住まいづくりのノウハウや最新住宅事情をお届けします』 
               http://numazu.blog816t.com/

次回 「額の中に壁」 乞うご期待。


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2006年9月 5日 (火)

ハイムさん宅のインテリアin御殿場

久々の更新。
気が付いたらもう9月。
このブログもはれて1歳を迎えました。
知人のうちにも1歳になる子供がいるけど、その成長の早い事といったら、この間までハイハイがやっとこさだと思っていたら、もう直立二足歩行で高速移動していた。
それに比べてこちらの1歳児の文章の成長のなさは…ちょっと悔しかったので、かの家の高速移動1歳児の予想進路上にクッションの山を置くという妨害活動をしてみた。
結果は…30秒ぐらいはもったかな。

P9048718 8月は額単品で買って行かれるお客さんがほとんどだった事もあって、新しく紹介できる額装品があんまりないなと思っていたところ、セキスイハイムのモデルルームに飾る額装品の依頼をインテリアコーディネーターの方から頂いた。
で、これは丁度いいと思い、許可を頂いて御殿場市神山にある「アーバンヒルズ神山」に行って撮影してきました。

P9048717 P9048711P9048698

P9048706_1玄関に飾ってあった額装品。
中身はKathy Kennedyという人の写真作品のポスター。
うちで扱いがあるポスターの中からインテリアコーディネーターの方が選んだもので、白黒の2階調の写真で草を表現したもの。
タイトルは上から「Wild GrassesⅠ」「Wild GrassesⅡ」。
そして額も選択していただいて、作品のイメージに合わせたものを使用。

P9050016 10-6055 ブラック
今回は370mm×320mmという特別寸法でこの40mm幅のものを使いたかったためカスタムメイドで作ったけど、同じデザインの規格縁も「マンハッタン」という名称で出ている。
この名前の通りちょっと都会的なシャープなイメージの額で、うちに来られるお客さんの中にはこの額しか使わない写真家さんもいて、かなり人気がある。
P9048707 P9048708

P9048709 マットは上が黒、下が紫のダブル。
どちらもポスターの表面の質感に合わせた色具合のものにした。
紫のマットの幅は細く見える位にという要望があったので、5mm弱にし、ただのダブルマットの状態だとのっぺりした感じなので、メリハリと奥行きを付けるために擦れたシルバーのウッドフィレを間に入れてある。

P9050017 この額装品はご注文を受ける際に額の外寸の指定を受けていたので、気をつけていたのだけど、実際にモデルルームに行って玄関を開けて、正面の壁に縦に並べて飾った時の壁の余白のあまり具合を見てちょっと納得。
個人的な感想だけど、すっきり納まっているような気がした。
これがインテリアコーディネーターの仕事なのかなと感心しきり。
勉強になります。

今回撮影させてもらったセキスイハイム東海沼津支店さんのブログ

『住まいづくりのノウハウや最新住宅事情をお届けします』
               http://numazu.blog816t.com/

色々最新情報が載っているそうです。

そして、次回予告   「ハイムさん宅床の間の黒いバラ」   おたのしみに?



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