« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月

2006年10月29日 (日)

珍客来る

先日、変わったお客さんが訪れた。

接客するのが仕事だから、今までいろんなお客さんとお会いしてきたけど、こんなに変わったお客さんははじめて。
正直言ってどう対応したらいいものかかなり頭をひねった。
別に額を注文するでもなく、店の中をうろうろ。
挙句に商品を在庫してある店の奥にまで勝手に入って行く始末。
注意しようと声をかけても無視。


全く、鳥類には困ったもんだ。

Pa280091

時刻ももう夕方5時を過ぎていて、窓の外もだいぶ暗くなっていた。
早めにお帰りいただきたい。
本人(鳥)も帰る気は満々だけど、出口が分からない様子。
上手く誘導してやろうと思っても、こっちの気持ちなど分かってはくれず逃げ回っている。

どうしたもんだろうと思案することしばし。

!!!!!作戦を思いついた!!!!!

手順は

  1. スズメが今いる入り口の反対側の部屋半分の電気を消す。
  2. 暗い方から明るい方へスズメを誘導。
  3. 入り口のところに当てたライトを残して部屋全体の電気をOFF。
  4. スズメを入り口に誘導。
  5. またのお越しをお待ちしています!

この鳥目を利用したすばらしい作戦は途中まで見事に的中!!!

真っ暗な店の中で、わずかに入り口を照らす赤いランプの元、スズメを追いかけるための大きな紙を頭上に掲げながら、舞うように右に左に移動する人々。

傍から見たらかなりシュールな光景を演出しつつ入り口付近に誘導することに成功!
彼らの鳥目というのは相当なものらしく、たかだか電気を消しただけの暗さでもそちらの方には近づかない。

ただ、ここからなんどやっても何故か出て行こうとしない。
何度チャレンジした事か。
とうとうしびれを切らした我々作戦実行部隊は、いよいよ最終手段を実行する事を決断した。

・・・そう、捕獲である。

今までの攻防から、かのスズメは暗い中では極端に運動量が少なくなることがたびたび目撃されていた。
そんな鳥の習性を利用し接近、直接素手による捕獲を実行しようというのだ。

最後に残されていた入り口のランプが消された。

部屋全体を支配する薄暗闇のなか、スズメににじり寄る。

緊張が伝わったのか、道を行く人が奇妙なものを見る目で通過して行く。

スズメまではあと一メートル。

ゆっくりと手を伸ばす。

その時!

「バサバサ!」と羽音が静寂を引き裂いた。

同時に響き渡る鳴き声。

・・・失敗か・・・

誰もがそう思った次の瞬間、隊員の手が大きく、そして高々と頭上に掲げられた。

失敗ではなかった。

その指はしっかりとスズメの足をつまんでいた。

頭の中で響き渡る世界中の人々の歓声と賞賛の声。




という事で格闘する事一時間、スズメにお帰りいただきました。

さらばスズメ。今度来る時はお客さんを連れてこい。



ブログランキングです。クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 5日 (木)

ハイムさん宅の寝室in御殿場

P9048698_2御殿場のハイムさん宅モデルルーム。
二階に上がって寝室。
なかなか寝心地のよさそうなダブルベッドの枕元に額装品。
この飾り方はわりとベーシックだけど、それだけにハズレることなく決まる。
最近のホテルなどでは、このベッド側の壁の装飾の仕方を色々考えているところも多いそうなので、機会がある時はちょっと注意して見てもらうと面白いと思う。

P8140040 さて、この額装品の中身は初めて額装したもの。
といっても珍しいものではなくて、逆に何で今までやったことがなかったんだろうと思うもので、作ってみて意外に面白い物になった。
答えは壁紙。
インテリアコーディネーターさんが選ばれて、サンゲツから送られてきた。

P9048702 黒地にフローラル。
結構きつい印象があったけど、飾ってあるのを見ると逆にワンポイントのように見えて違和感がない感じがする。
興味を引かれてサンゲツのホームページを見てみると、見たことのないパターンの壁紙が結構あって、中にはブラックライトを当てると模様が青く光るなんてものも。
なんか額装の素材として使えそうな感じ。

P8140037 額はこの壁紙の模様と似たパターンの装飾が入っている、
18-6565 ブラックゴールド
台湾製で、色は他にシルバーがある。
ブラックゴールドという色だけど見た目の印象はブラウン。
ゴールドは側面に入っている。

Pa010029 この額の注文には内寸ではなくて外寸(1200mm×600mm)の指定があったので、そちらを優先して寸法を取ったことで、中は1130mm×530mmという特別寸法になっている。

マットはエンジ色のスエード。
写真でも写っている通り、枕カバーや寝具の色と合わせるコーディネーターさんの意図だと思う。
部屋にある家具の質感や色に合わせるというのはかなり有効で、統一感がでてくる。
P8140038 ただこのマットを使うときに一つ問題が起こった。
マットは全判(1016mm×812mm)というサイズから通常は切り出す訳だけど、今回は僅かに長手が足りない。
そこでコーディネーターさんに一つ提案をさせて頂き、マットを短冊に切って組み合わせ、窓の周りにはフィレ、裏側には無酸のアーカイバルボードで補強した。組み合わせの部分は両方を斜めカットにすることで目立たなくしてある。
Kumiawase
こう書くとなんか補強のためだけにフィレをつけたみたいに聞こえるけど、初めから作品(?)とマットのつながりが、ただ合わせただけだとのっぺりとした感じで気になっていたため、アクセントとしてフィレをつけることを考えていた。

シンプルに上品な感じに感じていただけたら、いいなと思う。


今回額装をさせてもらったセキスイハイム沼津支店さんのブログです。

『住まいづくりのノウハウや最新住宅事情をお届けします』 
               http://numazu.blog816t.com/


ブログランキングです。クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »