ベビードレスを額装
お子さんのものを額装して欲しいというご依頼は良く頂きます。
靴であったり、描いた絵であったり、作ったおもちゃだったり色々ですが、今回ベビードレスのご依頼をメールで頂きました。
四国にお住まいの方から。
今まで県外からのご依頼は数々ありましたが、四国からというのは今まででもっとも遠く、当然ながら対面での打ち合わせが難しいため、今回は写真や完成予想の合成画像などを使いながらのメールでのやり取りを密に行なう事でプレゼンをさせていただきました。
結果的にお客様にはお手間を取らせることとなってしまいましたが、実際に完成品をお送りした際に実物をご覧になって、素敵というご感想を頂きましたことを大変ありがたく思いました。
使用したのはイタリア製の「クラリッサ」という女性の名前がついた額で、一見すると平面に見えますが、実際は緩やかなうち流れのデザインとなっていてエレガントな印象を受けます。
色は今回は中に入るベビードレスのホワイトと色調を整えたいと考えたため、「クラリッサ」のカラーバリエーションのなかから、縁の両側のシルバーのラインの間がアイボリーでさらに波状の装飾が施されたものを推薦させていただきました。
また、同じ理由からマットもホワイトのスエードに「クラリッサ」の縁にあるシルバーと良く似たデザインのフィレーを取り付けてあり、またベビードレス自体は立体額装用に作ったボックスの内側にベージュのスエードマットを張り込み、目立たないようシルクの糸で固定してあります。
裏側には調湿紙(SHCペーパー)を入れて湿度に対する対応をし、また吊ヒモも耐久性を考えて50kgの重さにも耐えるケブラー製の物を使用しています。
額の大きさは950mm×650mmと大きめなため、お客様が実際にご覧になったときに驚かれたと言うご連絡をいただきましたが、額装というものの性質上どうしてもそれなりの大きさになってしまうんです。
すいません。
お子さんの品というのは思い出が多く詰まっている分、どうしても仕舞いこんだままということになりがちですが、今回のような形でインテリア品に仕立て直して近くに置いておくというのはどうでしょうか。
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