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2008年9月

2008年9月27日 (土)

2mの蛇の抜け殻


縁起物です。

写真の中央にある細長いものですが、これは蛇の抜け殻です。

長さは約2mで尻尾の先までほぼ損壊もありません。この写真では縦に撮影していますが、正しくは横向きに飾ります。
額装をご依頼頂いたお客様の話によると、ご自分の会社の倉庫のところで偶然、脱皮中の蛇に遭遇し、そのまま拾ってホルマリンに浸けたとのことです。

和室に飾られるというでしたので、あまりうるさい額ではなく、長さが2100mmほどになるため強度を考えて少し太めの額を何種類かお薦めしました。

その中から奥様と一緒に選ばれたのがこの「ヴェネツィア」というイタリア製の額です。

表面のテクスチャは少しザラっとしたデザインで、蛇の鱗のようなイメージが若干あります。

この額は和洋問わずに飾れるため、わりと人気のある額で今までも様々なものに使用しました。

蛇の口を少し開かせて、立体的に額装をして欲しいとのご要望でしたので、額の裏側にドロ足という木の素材を追加して奥行きをつけてあります。

また蛇の抜け殻自体は、アーカイバルボードという無酸の軽量ボードに黒の布を巻き、その上にテグスで複数箇所糸止めしてあります。

蛇の眼のドーム状になっているところまで完全に残っている抜け殻ははじめて見ました。
財布の中に入れておくとお金が入ってくるそうですが、額に入れたら何が訪れるでしょうか。





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2008年9月25日 (木)

ビーズで描かれた舞妓

黒田清輝画伯の「舞妓」です。
ですが、今回額装のご依頼を頂いたこの作品は絵の具で描かれたものでも印刷物でもありません。

これは写真などの画像からビーズ織り用の目数表を製作するソフトを開発された目数屋さんがサンプルで作られた作品で、全てビーズで作られています。用意させていただいた額の内寸も1055×1307mmとかなり大きいサイズで、いままでビーズ織りの作品もかなり額装してきましたが、ここまで大きな物ははじめて見ました。

これだけ大きいものだと作品全体を離れて見ると、とてもビーズで作られているとは思えないほどです。

その分、額も目数屋さんと打ち合わせをさせていただいて幅の広いものを使用しました。


イタリア製の「ルーベンス」という幅80mmの額の内側に作品の掛かり分を増やすためにフィレーという飾り装飾を追加しています。

さらに作品そのものにかなり厚みがあるので、立体額装の手法で額の裏側にドロ足という木材パーツで奥行きを足して、部分部分に重さに対する補強を加えました。

アクリルがたわんでビーズと接触するのを避けたいというご要望がありましたので、通常使用している2mmのアクリルを3mmのものに変更し、スペーサーという素材を使用してアクリルと作品の間に10mmほどのスペースを作ってあります。


現在この作品を神奈川県にある「お花茶屋と夢科学工房」に展示してあるそうです。
詳しくは目数屋さんのwebをご覧になってください。




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2008年9月22日 (月)

ケッタウェイズのレアTシャツ

富士宮市にある花の湯で9月30日まで静岡県アートフレーマーズ協会主催による「おもしろ額装展」を開催しています。 絵画などよくあるものではなく、身近にあるものでもおもしろく額装することでちょっとしたインテリアになるという趣旨で行なっているものです。

実はこの花の湯での展示の直前にも静岡県立美術館で展示させていただいたのですが約2000人の来場者に恵まれ、なかなかの反響をいただきましたが、そんな中に地元テレビ局SBSの番組ディレクターの方がいらっしゃいました。そしてお話する中で、今回の花の湯での展示の時に「とく報!4時ら」という番組なかで中継をしていただける事となりました。

先日、無事放送されたのですが、事前に番組の中で使うということでTシャツの額装を頼まれました。 そのTシャツはブルーの地で胸のところに意味が分からない英語が書かれている非常にシンプルなもので、折角テレビで紹介してもらえるのに、どう額装したものか頭を悩ませました。 そこで何の気なしに胸に書かれた「KETTAWAY'S」という単語を調べてみたところ、どうやら70年代から80年代にSBSのディレクターやアナウンサーがやっていた「ケッタウェイズ」という伝説のバンドということが判明!さらに今回の中継を担当されている國本良博アナがそのメンバーだそうで、そういうことならと額装する方向が決まりました。

額はイタリア製で少しレトロな感じのホワイトのものを使用。 マット紙にはテクスチャの入ったブラックのものに細いシルバーとブラックのフィレ(飾り装飾)を内周りにつけてあります。 Tシャツは糸止めし、下地に楽譜を引いてあります。 既に解散したバンドということなのでそのメタファーとしてTシャツの上に引き抜かれたシールドケーブルを置いてみました。

中継で国本アナにお会いした時に色々お話を聞かせていただいたのですが、実はこのTシャツはライブ衣装として試作したものだそうですが、実際のライブの時には別の衣装を着用したためそのままお蔵入りになったもので、今回うちが額装したブルーと別の店が額装したイエローのものの2枚しか存在しない超レア物だそうです。

この額装品は花の湯での展示会が終了する9月30日まで同所で展示してありますので、興味のある方はご覧になることが出来ます。

是非お越し下さい。

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