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2009年2月22日 (日)

行ったことない人への額縁屋の使い方

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額縁屋を利用したことがないという人は結構いらっしゃると思います。
実際にご来店されたお客様でも「額が欲しいけど、どうしたらいいか分からない」と言われる方がよくいらっしゃいます。

そこで額縁屋を利用される際の流れとポイントを当店ではということでまとめてみようと思います。
とはいえ多少違いはあるとは思いますが他のお店でも通用するはずです。

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まず額装の際に必要になるのは中に入れたい作品や記念品などの寸法です。

この作品の縦・横・厚みの寸法から、額縁やマット紙の大きさ、厚みの追加分などのサイズの目安が出るため、可能であれば作品本体を店までお持ち下さい。

しかし、例えば作品が大きすぎて持ち運べないとか、高価なもので外に出したくないなど、様々な事情でお店まで持ってこれない場合は作品の全体像とディティールを写した写真を数枚と、縦・横・厚みの寸法を測ってお持ちくだされば対応が出来ます。

またちょっとしたポイントなんですが、飾る場所の写真をお持ちくださると、額の色やデザインを決める際に非常に役に立ちます。

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寸法が分かればここからはお客様と話し合いながら額装方法を決めていくことになります。

どういう額を使うのか。
マット紙を使用するのかしないのか。使用するなら何枚か。
額装の印象をシンプルにするのか、デコレーションを加えるのか。

などの事柄を額装シミュレーションを使用しながら打ち合わせしていき、見積もりを取っていきます。

金額に関しては、大きさ、使用する額やマット紙などの素材、額装方法などで大きく変わるので一概に幾ら位とは言い難いです。
そのため手順としては、最初にお客様のご希望通りの額装設定の見積もりをして、そこから削るないし追加する事となります。

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お客様の了解を得次第、製作に入ります。

当店では素材の在庫状況や注文状況によって上下しますが、平均して制作期間に1週間程の時間をいただいています。
これは当店には非常に色々な物が持ち込まれますが、「どういうものでも額に入れるためにお客様がお持ちになるものはご本人にとっては宝物である」という考えから慎重に作業させていただくためです。

額装が完成次第、連絡をして確認していただきます。
また、ご来店いただけないという場合には写真を数枚お送りして確認していただいています。

手直しが必要な場合は修正して、OKをもらった段階でお支払いしていただき、そのままお持ち帰りか配送となります。

簡単にまとめましたが、洋服などのオーダーメイドをするのと大差はないはずです。

今までどういう店か分からないので二の足を踏んでいた方も、怖いお店ではないので一度足を向けてみてください。

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