一生に一度の額縁
通常店頭で見ることが出来る額縁は、規格サイズで工場生産された「レディメイド」のものと、寸法指定で製作された「カスタムメイド」のものの2種類になります。
しかし、実はもう1種類ちょっと特殊な額があります。
それはメーカーなどが小数作っただけで生産される予定のない「スポット品」としての額です。
それだけにデザイン的な当たり外れが結構ありますが、なかには面白いと思えるものがあります。
写真の額もそんな1点でF6サイズの油絵を入れるための額です。
「ポール」という名の額で、表面にピンクとホワイトの長方形のデザインが入っています。
どんな絵が合うかいろいろ考えましたが、ちょっと額のデザインがフランスっぽい気がしたので、在庫の中にあったパリのサンメダール広場の油絵を試しに入れてみました。
額の個性が強い分、実際に部屋に飾る場合には周りのインテリアとの兼ね合いもありますが、面白い組み合わせではないでしょうか。
気に入る「スポット額」との出会いはなかなか楽しいものです。
それに、生産品ではないため1度見送ると、その後同じ額縁と出会える可能性はほとんどありません。
額縁屋にご来店の際には「スポット額」を探してみて下さい。
一生に一度の出会いがあるかもしれません。
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