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2016年7月

2016年7月30日 (土)

額縁の裏側の止め方のそれぞれ

額縁の内側を留める方法が日本と海外とでちょっとした違いがあるます。



興味がある方はちょっとお近くにある額装品の裏側をひっくり返して見て下さい。





日本で制作したものの多くは『トンボ』という金具で固定されています。
これは可動金具で中の作品の出し入れが比較的容易になっています。



上の写真はポイント・ドライバーという器具です。





海外の額装ですとこのポイント・ドライバーで額縁の内側側面に金具を打ち込み固定してある事が多いようです。



また、裏板の縁と額縁の裏側をピッタリとテープで貼り込んであるものも多く見かけます。

ポイント・ドライバーでの金具打ち込みにしてもテープで張り込みにしても額装の際は手間が掛からず素早く仕上げる事が出来るのが利点です。
ただ後から作品を出し入れするのには少し手間が掛かるのが難点ではあります。

そういえば海外ですと裏側に茶紙が入ってる事が多く、裏板を見掛けないんですよね。
そこも海外と日本の違いでしょうか。

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2016年7月 4日 (月)

古い着物を額装

最近は着物を着る機会が少なくなったという声をよく聞きます。
お祝い事の際の礼服としてなどの時ではないとなかなか着る機会がない方も多いのではないでしょうか。

着物地はデザインとしても素晴らしいものも多く、単純に衣紋掛けに掛けてあるだけでも室内の雰囲気を作り出す力があるように感じます。
最近の店内インテリアでも帯地をアクセントに加えてるのを見かけるようになりました。



写真はしまい込まれていた江戸褄の生地を額装したものです。



使用した額縁は和風な雰囲気で竹のようなデザインのタイチャンという名のものを使用しました。





生地は裏打ちせずに厚いマット紙を裏にあてて糸止めで軽く張りを作ってあります。
糊や接着剤を使わずこうする事で糸を切ればすぐにもとの通りになります。



マット紙はダブルマットで二枚重ねてあり、上は薄いブラウンに濃いブラウンがコアに使われたカラーコアマット。
下は普通のマット紙に今はもう使われることの少なくなった蚊帳の端切れを貼り込んであります。



着物に限らず着なくなった洋服でもアイディアと一手間でインテリアとして飾る事ができます。

アロハシャツなども一度額装してみても面白いかもしれません。

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