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2017年8月10日 (木)

マットと視覚の温度

 例年よりかなり盛り上がっていたぬまづ夏祭りも7月と共に終わりました。
 街中から夏休みを満喫している子どもたちの声も聞こえてきて、いよいよ夏も本番ですね。

 赤や黄を暖色系、青を寒色系という言葉の通り、色には視覚から温度を感じさせる効果があるとされています。
 額装の際に使用するマットの色を選ぶ時も、実はそういったことをすこし気にしたりします。

Color01

 展示会用の額装ですと作品をよく見せるのが最重要なので色合いに関してシンプルに白がベースですが、ご自宅に飾る場合は日常的に見ることになるわけですし、見た目の気持ち良さを考慮し季節によってマットの色や模様の組み合わせを調整します。
 作品意図との兼ね合いによりますが、暑い時期に暖色系のマットを使うとより温度が上がった感じがしますし、作品の色合いがブルー系だった場合に寒色系のマットを使うと額装品全体の温度が下がった印象になります。

 色と色は相互に干渉して見た目の印象を変えてきます。
 また同じように見た目の温度も変えてきてると感じます。

 暑い時期には部屋にある額装品を寒色系の色合いものに変えてみると精神的な温度を下げることができるかもしれませんね。

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