ファッション・アクセサリ

2017年3月17日 (金)

エルメスのガレ

スカーフは額装すると驚くほどシックリとくるインテリアになる事が多い気がします。
以前にもシャネルやエルメスやジバンシィやカルティエなどのスカーフを額装しましたが、デザイン性の高さもあってかなり上品なインテリア額装として仕上っていました。



写真はその中からエルメスのガレの額装です。
スカーフ自体の寸法がおおよそ90cm角なので、壁に掛けても十分な存在感があります。
中央に描かれてる白馬に乗った人はルイ14世だそうですので歴史を背景にした西洋絵画的な見方もできるのではないでしょうか。

着物でもそうですがファッションの美しさを額装することはオリジナルのインテリア品として十分に『有り』だと思います。

ちょっとしたハンカチでもポストカードフレームやフォトフレームに入れる事で思わぬ効果があるかもしれません。

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2016年7月 4日 (月)

古い着物を額装

最近は着物を着る機会が少なくなったという声をよく聞きます。
お祝い事の際の礼服としてなどの時ではないとなかなか着る機会がない方も多いのではないでしょうか。

着物地はデザインとしても素晴らしいものも多く、単純に衣紋掛けに掛けてあるだけでも室内の雰囲気を作り出す力があるように感じます。
最近の店内インテリアでも帯地をアクセントに加えてるのを見かけるようになりました。



写真はしまい込まれていた江戸褄の生地を額装したものです。



使用した額縁は和風な雰囲気で竹のようなデザインのタイチャンという名のものを使用しました。





生地は裏打ちせずに厚いマット紙を裏にあてて糸止めで軽く張りを作ってあります。
糊や接着剤を使わずこうする事で糸を切ればすぐにもとの通りになります。



マット紙はダブルマットで二枚重ねてあり、上は薄いブラウンに濃いブラウンがコアに使われたカラーコアマット。
下は普通のマット紙に今はもう使われることの少なくなった蚊帳の端切れを貼り込んであります。



着物に限らず着なくなった洋服でもアイディアと一手間でインテリアとして飾る事ができます。

アロハシャツなども一度額装してみても面白いかもしれません。

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2006年3月27日 (月)

シンプルな豪華

以前にも少し書いたこともあるけど、日本国内にある額縁は大きく分けて”デッサン縁”と”油縁”の2種類になる。
基本的には水彩画などの厚みがない作品にはデッサン縁。
木枠に張ったキャンバスに絵の具を盛るという手法上、どうしても厚みが出る油彩画には油縁をお薦めすることにはなる。

ただ、作品の内容によっては逆に入れたほうが良い場合もあるし、それで作品の魅力がまた違った形で現れる事もあったりして額装は侮れないと思う今日この頃。

今回はちょっと変わった油縁

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メトロ80SC オロパープル
写真を見てもらえば分かると思いますが、シンプルで幅広。
一般的な油縁には額の内側にもう一回り、ガラスやアクリルと作品面がくっつかないようにする”オイルライナー”という額の簡易版みたいなパーツが入っている事が多いけど、この額には入っていない。
その代わりに写真にある額の内側にある銀色の縁取りがそうなんだけど、”入れ子面金”という素材を使って作品がアクリルにくっつかないようになっている。

PB270083

色はオロパープルという擦れた紫色で、実際の見た目はこの上の写真が一番近い。

作例の大きさはサムホールサイズ(227mm×158mm)。これは油絵の規格サイズで通常は”SM”とか”FSM”とか表記されている。
中に入っているのは油絵・・・ではなくこれまた額。3月21日のエントリーで紹介したC-44088の額にトンボ球をギュウギュウに押し込んであるものを額装してある。

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ご覧の通り、何の細工も無しにスッポリ収まるくらい奥行きがある。

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メトロ80SCは幅が80mmと広めだけど、それほどうるさい額ではない。
見た目の印象と反して、それほど中に入るものを好き嫌いする額ではないので、どんなタイプの絵画を入れても大丈夫。個人的には抽象画を入れるのが面白いと思う。

この額は他に幅が60mmのものもあるし、実はデッサン縁もでていたりする。
色はこのオロパープルのほかにホワイト・ブラック・ターニッシュゴールド・ターニッシュシルバー・オログリーン・オロレッドの7色。

値段はサムホールで7270円。F15までのサイズがある。

和とも洋ともとれるシンプルで静かなゴージャス感があり、部屋のインテリアの主役に、というよりも小さいサイズのものをひっそりと飾るのがちょっとおしゃれかなと個人的には思います。



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余談
久しぶりに本を読んだ。
読後、正直感動したし、いろいろ考えさせられた。
”オシムの言葉”という本。
サッカーを知らない人は「オシムって誰?」ということになるけど、世界的にはものすごい有名人。
サッカーのJリーグが1993年に始まって以来、過去にも”何でこんなすごい人が、わざわざサッカーの世界地図のなかでは辺境に当たる日本にいるの?”ということが結構あった。
今の日本代表監督のジーコもそうだし、ドゥンガ、レオナルド、マッサーロ、ベンゲル、リトバルスキー、ストイコビッチなどなど。ほかにも多くの世界的なスタープレイヤーや監督が何故か日本のJリーグに参加していた。
そして今現在の最大の謎がこの人「イビチャ・オシム」。
J1部リーグのジェフ・ユナイッテド千葉の現監督。
何が謎かというと、会見のときに記者達をユーモアの煙に巻く言動もさることながら、実はこの人、旧ユーゴスラビア最後の代表監督で、それ以外にもヨーロッパサッカー界で数々の実績を持っている一目置かれている存在。
いわば名将中の名将。
世界中のビッククラブといわれる有力チームがこの監督にアプローチをしていたというのだから、何でこんなすごい人がJリーグにいるのと当然思っていた。
だからこの本の存在を聞いて読んでみようと思った。

内容はオシム監督の半生。
サッカー選手としての生い立ちから監督への転身、代表監督就任。そんな最中勃発したユーゴスラビア内紛、奥さんとお子さんをサラエボに残した状況で始まってしまったサラエボ包囲戦。内部との連絡がまったくつかない状況で何とかしようとオシム監督はヨーロッパに強力なコネクションを持つオーナーがいるクラブからのオファーを受ける。
絶望的な状況の中、何を考え行動していたか。
読み終わったあと、ただ理知的なユニークに聞こえていた会見中のオシムの言葉が今までと違った重さを持って聞こえてきました。
サッカーを知らない方でも一読する事をお薦めできる本です。

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2005年12月24日 (土)

ブローチ8個とペンダントを額装する

有難いことだけど、ここのところ仕事がかなり忙しい。

当然かなりの数の面白い物(ガラスのお皿とかP30サイズのデコパージュとかすんごい厚みのあるパッチワークとかマヤ暦とか凝ったウェルカムボードとかアンモナイト等などまだまだ沢山)を額装したけど、注文品だけに勝手に紹介するわけにもいかないのでちょっと残念に感じていた今日この頃。

許可を頂きました。

過去ログを振り返って見て、額縁屋が書いているにも関わらず額装品の紹介が少ないことに気が付いてはいました。

何か上げなきゃとは常々思っておりました。

本当にありがとうございます。

ではこちら、ブローチとペンダント。
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11月の展示会を見に来られた方からのご注文で、お母さんが大切にしていたものを譲り受けたもので、飾るだけではなく身にも着けたいとのこと。

そこで中のものが簡単に取り出し出来るように額を二重にして扉のように開くようにあります。
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ブローチの方は、今回お持ちいただいたもの以外にもまだご自宅にあるということなので、強力なマジックテープでとめてある座布団に刺して固定する方法で入れ替えも自由。
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逆にペンダントの方は台座をテグスで固定して専用に。
額を横長に使ってアールヌーボーのようなテイストを混ぜてみました。
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両方ともにマットには高級感を出すためにスェード地のものを使用して更に擦れ金のプロフィールをつけてあります。

引渡しの時は忘年会に行く途中だったそうで、みんなに見せると仰ってました。

感想はどうだったんでしょうか・・・



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2005年9月26日 (月)

刺繍の季節?

うちに額装を望まれて持ち込まれる品は、美術作品だけに留まらず様々。
ちょっと思い出すだけでも、絵画類はもちろん、切りえ・七宝・パピルス・お面・ステンドガラス・お子さんの靴や生まれて始めて書いた抽象画・車のエンジンのピストン・旅行先の旅館のお箸・魚の剥製・麻雀パイ・恐ろしくデカイ蛇の抜け殻・乾燥豆等など、バリエーションが豊か。

ところが何故だかここのところ入ってくる注文の多くが刺繍。
今抱えている仕事も8割が刺繍の額装。
何かで盛り上がっているのか?偶然か?

まあ、ともかく額装方法を考える為に作品たちを良く観察すると、一つ気がついたことがある。
全部刺し方が異なってる。
見た目から違うものからよく見ないと分からないものまであるけど、糸の回り方というか構成の仕方というかが違う。
一人一人の癖かもとも思ったけど一応調べてみた。

で、びっくり!

刺繍の手法というか刺し方は世界中に結構たくさんあるらしい。
日本刺繍だけをとってみても刺し方が数百種類あるとか。
正直ちょっと調べてみただけではどのぐらいの数があるのか分かりません。
しかも、手法と刺し方ではまた違うらしい。

奥深い。

今まで刺繍を侮っていました。ごめんなさい。

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