ビーズで描かれた舞妓
黒田清輝画伯の「舞妓」です。
ですが、今回額装のご依頼を頂いたこの作品は絵の具で描かれたものでも印刷物でもありません。
これは写真などの画像からビーズ織り用の目数表を製作するソフトを開発された目数屋さんがサンプルで作られた作品で、全てビーズで作られています。用意させていただいた額の内寸も1055×1307mmとかなり大きいサイズで、いままでビーズ織りの作品もかなり額装してきましたが、ここまで大きな物ははじめて見ました。
これだけ大きいものだと作品全体を離れて見ると、とてもビーズで作られているとは思えないほどです。
その分、額も目数屋さんと打ち合わせをさせていただいて幅の広いものを使用しました。

イタリア製の「ルーベンス」という幅80mmの額の内側に作品の掛かり分を増やすためにフィレーという飾り装飾を追加しています。
さらに作品そのものにかなり厚みがあるので、立体額装の手法で額の裏側にドロ足という木材パーツで奥行きを足して、部分部分に重さに対する補強を加えました。
アクリルがたわんでビーズと接触するのを避けたいというご要望がありましたので、通常使用している2mmのアクリルを3mmのものに変更し、スペーサーという素材を使用してアクリルと作品の間に10mmほどのスペースを作ってあります。

現在この作品を神奈川県にある「お花茶屋と夢科学工房」に展示してあるそうです。
詳しくは目数屋さんのwebをご覧になってください。


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